問題解決プロフェッショナル「思考と技術」をよんで
ちょっと前に会社の同僚の本棚をあさっていたら 問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 がでてきたので借りて読んでみました。以前からこの本の存在は知っていて、いわゆる問題解決系の本の中ではバイブルに当たる本なのだろうなという印象を持っていました。
実際に読んだ感想としては
- 抽象で書かれている部分については、何度も読み返すことになるであろう深みがある(ソフトウェア開発者にとっての GoF 本と同じような位置づけかと)
- 具象で書かれている部分に関してはすでに古くなっている(古典なのでしょうがない)
- この本に書かれている「思考と技術」*1は、フレームワークを構築するためのメタフレームワークとして機能する
- すべての自己啓発本が 「原因」と「結果」の法則 へと通じるのと同じように、すべての問題解決本が 問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 へと通じる*2
といった感じです。もちろん良書ですよ。
- 作者: 齋藤嘉則,グロービス
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1997/01/01
- メディア: 単行本
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*1:思考=ゼロベース思考&仮説思考、技術=MECE&ロジックツリー
*2:若干誇張ですね