ハードスキルとソフトスキルという概念を先程知り最近の思考が腑に落ちたなという話。

社会人1年目で憂鬱な君たちへ: http://www.shiningmaru.com/entry/2016/08/31/210611

こちらのブログにある「コンサルから見ると金融は給料高くてニューヨーク行っていて、明確なハードスキルがついているようで羨ましい」という文章の意味がよくわからなかったのでググッてみると以下のページに辿り着きました。

ハードスキルとソフトスキル : http://www.doinet.co.jp/aboutus/president_mail/7034

スキルという言葉は「技能」と訳され、「ハードスキル」と「ソフトスキル」の二種類に大別できる。ということを以前紹介しました。

ハードスキルとは、誰もが客観的に識別できる技能のことです。 例えば、車の運転ができる、ブラインドタッチが出来る、何かの資格をもっている、英語の通訳が出来る、など、誰もがそのスキルの有無に関して異論を唱えることがないスキルのことです。

一方のソフトスキルは、ハードスキルほど評価基準が明確ではありません。 例えば、コミュニケーション力がある、会議の進行がうまい、お客様を大切にしている、提案力がある、時間管理がうまい、などのスキルのことです。

僕はエンジニア兼マネージャーなキャリアを積み上げてきていますが、このキャリアの場合はエンジニアリングに関連するハードスキルが積み上がっている状況、かつ、マネージャーに関連するハードスキル+ソフトスキルが積み上がっている状況になっている、と理解しました。 一方、現在リクルートに在籍していますが、リクルートでは僕のようなエンジニア職出身者が在籍するようになったのが最近の話であり、いわゆる何がしかのスキルセットを積み上げてきた人材がこれまで存在してこなかったという歴史があります。そのためハードスキルの概念が明確には存在せず、人材まわりの制度設計はソフトスキルを一定のフレームに落とし込んだ「職務」という概念を用いて設計されています。

エンジニアを「職務」で評価するのはそもそも要求仕様が違っており非常に厳しい、別の制度を検討する、といったことをやっていましたが、ハードスキル・ソフトスキルのフレームで捉えることによって

  • ソフトスキルの評価: 職務による評価
  • ハードスキルの評価: そのスキルセット毎の評価軸を都度設計

といった捉え方がいいのだろう、という結論に至りました。