2024年10月ふりかえり
2024年10月のふりかえりです。 引き続き B 社(月1日程度)、G 社(週5日)に関わらせていただいております。
B 社
引き続き、基本的に日中作業はおこなわず、対応が必要になった際に都度作業する方針で関わっております。
- 中長期相談
- 引き続き相談を受けた際にこういうアプローチもなど意見交換しています。
- TechLead 業務
- ひきつづき各エンジニアの成果物のレビューや、設計方針の相談・レビューなどに時間を使っています。
- Aurora MySQL バージョンアップ
- Aurora MySQL v2 の標準サポート期間が迫ってきたというところで、準備を進めていたバージョンアップ作業を実施しました。
- ぼくは作業ではなく見守りとして参加していました。
- 作業実施前に事前準備の問題を指摘できたので、大きな事故にならず無事成功、見守り参加してよかったなというところでした。
G 社
10 月は以下のような活動を行っていました。 PM 業務を 3 割くらい、Software Engineer 業務は 7 割くらいという割合で対応していました。
- EMS 側の部品管理および発注まわりの話
- 様々な要因によって部品不足が発生したりしますが、これの抜本対応の一貫で、EMS側のシステムでのみ持っている在庫情報や発注情報を出力いただき、それを我々の側で様々見える化などしていくことで解決の糸口を掴みたいという話があり、そのシステム面からの要件まわりの対応を行っていました。
- EMS 側の対応が若干渋めなのでゆるゆると進めていければという感じで進捗しています。
- WMS 側の出荷データを同期する話
- 別の業務システムにて WMS とのデータ同期がすでに動いており、これに相乗りする形で同期用GoogleDriveに配置されているCSVデータを毎日我々のシステムに取り込むよう実装しました。
- これにより、設計情報・設計変更情報・BOM・製品の生産実績・出荷実績がつながる下地が整ってきたことになります。
- もうすこし生産現場で取れるデータがあるので(=すでに別システム・業務として取得しているデータが存在する)、これらも我々のシステムに取り込んで、一気通貫で DWH 上で参照可能にするという動きにつながっていく予定です。
- 製品や部品のシリアルを管理するシステムの管理対象を過去機種にも広げた話
- 過去機種のシリアル情報も取り込むことで、アフター系の業務で使用している Sheets から参照できるように下地を整えました。
- AWS => BQ への API 呼び出しなどで従来 SA キーを使っていましたが、これを Workload Identity を使うようにしはじめました。
- しはじめたのですが、Workload Identity 側の
google.subject
127 文字制約がかなり苦しいので、使うのやめようか迷い中です。 - 我々は AWS CDK を使用していますが、こういったオーケストレーションツールが生成するリソースの logical name との相性が悪すぎるという点で制約としてかなり苦しい感じがしています…
- しはじめたのですが、Workload Identity 側の
- 今月は ETL まわりの基本構成に想いをはせまして、現状のアーキテクチャと将来の目指す姿と現存する各種サービスを諸々検討した結果、AWS StepFunctions を中心に構成することにしました。
- AWS 側にシステムの大部分を配置していつつ BigQuery をかなり使っていく予定(すでにかなり使っている)というところで GCP 側のサービスも有力候補ではありましたが、AWS 側のみでデータをこねることもあるのと AWS SCM など期待しているマネージドサービスが増えていきそうな予感があるため、包括的に対応しやすい方式を組みやすいであろうという点を評価しました。
おわり