組み込み開発の現場にいる技術者として、組み込みのリテラシーとはを考えてみる。

  • クローズドな世界である
  • ソースコード、仕様は公開されない
    • いや、仕様は携帯端末については3GPPやOMAなどで公開されているものもある
    • RFCに準拠しているものなどはそもそも公開されている
    • 各種組み込みの団体などでも標準仕様を策定する動きがある(http://www.uopf.org/とか)
  • 技術は公開されるかもしれない
    • 一般的な技術は公開されている(雑誌や書籍がある)
  • 問題というか、現在オープンな、Webな開発現場との違いはソースコードが公開されていないことだけな気がする
  • いや、組み込みはいまだに職人が存在しており、ノウハウはその職人およびその周囲の人々にのみ伝達されている

  • オープンな場(Web系など)との違い
  • 「製品」を作っている。
  • 製品は品質が重要視されるため、莫大な評価工数を必要とする。というか必要とすることが当たり前というのが現状。
  • リコールが発生すると製品を提供する企業の損失が著しい。
  • ハードのバグであればしょうがない。
  • ソフトのバグであればどうにかなるのではないか。
    • ネットワークからの自動アップデートを前提としているが。

自分の問題意識としては

  • 常に最新技術を2年程度後追いしている現状に満足できない。
  • 上記は製品の品質を上げる為の評価工数(評価期間)を極限まで減らすことで、1年後追いくらいまで圧縮できるのではないかと考えている。

とあるがまだまだ考察が浅い。