clayfish2008-06-21

「成功するRuby教育のプラクティス (吉田裕美)」→「RSpecによるRailsアプリケーションのBDD、事例報告 (Yugui(園田裕貴))」の二本立てはかなりいい感じだったと思うのでまとめてみます。

成功するRuby教育のプラクティス (吉田裕美)

この方は教育の会社を経営されているとの事。当然のことながら教育する側←→教育される側の両方の立場をよく理解された上での様々なコメントでした。気になったポイントをいくつかまとめてみます。

  • 教育する側にたったことのある人間がみな感じること
    • 教育される側よりも教育する側の方が勉強になる
    • 教育は場数だ
  • 教育はどのように行なっていくのがよいか
    • 会社の中で教育するのが一番いい
      • なぜならば、一番重要なのはアフターフォローであるから
      • すなわち、教育は教育期間だけで完結するものではない
  • プログラミング初心者に教える場合
    • テストケースを渡してあげるとうまくまわる
      • テストをかけるのは上級者(テスト=仕様だよね)
    • ペアプロをするとわからなくて思考停止しなくなるのでうまくまわる

RSpecによるRailsアプリケーションのBDD、事例報告 (Yugui(園田裕貴))

だめだめなプロジェクトを立ち直らせるべく戦ったYuguiさんの経験談です。この話を聞いてBDDについて誤解していた自分に気づきました。

  • BDDをちゃんと実践するとソースコード:テストコード = 3:7 くらいの割合になる(ここ重要)
  • RSpecはNonプログラマが読んでも仕様がわかるようなレベルでなければだめでしょう
  • View - Controller - ModelのI/FはきっちりRSpec書いた