2025年1月のふりかえりです。 引き続き B 社(月1日程度)、G 社(週5日)に関わらせていただいております。

B 社

引き続き、基本的に日中作業はおこなわず、対応が必要になった際に都度作業する方針で関わっております。

  • TechLead 業務
    • ひきつづき各エンジニアの成果物のレビューや、設計方針の相談・レビューなどに時間を使っています。
  • 引き続き AWS コスト削減サービスを提供している会社様とのやりとりを続けています。
    • いくつかの細かい修正が適用されていったのと、金額的に大きめの影響がある EC2 インスタンスタイプ変更を実施完了・事後状況確認中というところまで行きました。

G 社

1 月は以下のような活動を行っていました。 PM 業務を 3 割くらい、Software Engineer 業務は 7 割くらいという割合で対応していました。

以下のような対応をおこなっていきました。

  • 部品在庫情報のデータ取得からDWHへの格納までのフローに、従来は人間が介在していましたが、完全にシステム間で自動的に実行できるような方式へ移行しました。
    • 先方システム→S3にエクセルファイルとして配置されてくるのでこれをBQまでどうやって同期しようかなとあれこれ検討しましたが、今後のことも見据えて以下のように実装しました。
      • エクセル→CSV変換してS3に配置するLambda(単体の機能として今後流用する可能性が高め)
      • S3→GCSへ転送するLambda(単体の機能として今後流用する可能性が高め)
      • GCSをFivetranでBQに同期(もともといくつかのシステムでFivetranを使っていたので乗っかりました)
  • 製品のOSバージョンをDWHに格納するようにしました。
    • 生産・アフターサービス側でOSバージョンを意識する機会が増える話が出てきていたため、対応を進めました。
  • 昨年実装していた受注生産のシステムのデータベースリファクタリングをいくつか実施しました。
    • そろそろ世にお披露目というところで、ローンチ前にシステム間の結合試験を各所で実施したり、そこから出てきた細かい改善ポイントを修正していくような状況でした。
  • 昨年からDuroというPDMシステムを使用していますが、このシステムのAPIで取得したデータに含まれる画像URLが有効期限付きのURLであり、そろそろ有効期限が切れそうというところになってきたため、画像を永続化してサーブする仕組みを実装しました。
    • 配信側は CF + S3 で、永続化は Lambda で S3 に PutObject するような仕組みにしました。

1月は AWS re:Invent の Recap のセッションがあり、製造業のセッションはなかなか参考になる内容でした。 自分たちが取り組んでいる領域を AWS は IDF と呼んでいるということを知れたのが収穫でした。 また、セッションを聞いて AWS Supply Chain を試してみようと思っていたのですが、自分たちの現行の AWS 環境の運用方式だとまだ開始するには早いことがわかったので、引き続き注視していこうと思います。(ぼくたちが提供したい価値のいくつかをSaaSとして提供してくれている有用なサービスと認識しています)

おわり