2025年9月ふりかえり
2025年9月のふりかえりです。 B 社(週5日)、G 社(月1日程度)というバランスにて関わらせていただいております。
B 社
9 月は以下のような活動を行っていました。
- TechLead 業務
- ひきつづき各エンジニアの成果物のレビューや、設計方針の相談・レビューなどに時間を使っています。
- Shopify への移行プロジェクト関連
- Shopify Webhook を管理するための CLI ツールを実装しました。
- これは、Shopify管理画面から作成したカスタムアプリの場合、Webhook を Admin GraphQL APIを使って管理する必要があるので、それを一定の形式に整える意味でツール化して管理可能な状態に落とし込んだ、という対応でした。
- 引き続き認証・認可周りの対応も進めていました。
- Shopify の Multipass という方式の実装が一通り完了しています。結合はまだです。
- 既存システム(Rails)側から上記で実装した Multipass 用のAPIを呼び出すことになるのですが、呼び出し先が API Gateway になり、認証として Sigv4 を使うことにしたので、Sigv4 のトークンをいい感じに取り回す API Client を実装して既存システムに組み込みました。(実際の結合はまだ先)
- ここまで実装してきた Lambda 等の Go 実装に X-Ray と Sentry を組み込んで slog ベースのログ周りの実装と結合しつつ、トレーシング・エラー・ログを仕立てました。
- 他メンバーの実装も着々と進んできており、データベースのI/OとShopifyのGraphQLのI/Oが混在しつつな実装が増えてきています。Goのテストでこの辺りのI/Oが混在するテストがモックだらけになってきていたので、テストの再考を行うことにしました。
- 結論としては Go のテストはユニットテストの範囲を実装し、色々結合するようなテストは E2E にしていくことにしました。ホワイトボックス+ブラックボックスで分けてモック実装を極力減らすことでバランスをとるイメージですね。
- 9月末時点では上記した大枠の方針を決めて、複雑になっているテストをどうやってE2Eの形に変えていくかを検討しながらE2E基盤を整え始めたくらいのところまで完了しています。
- Shopify Webhook を管理するための CLI ツールを実装しました。
G 社
基本的に日中作業はおこなわず、対応が必要になった際に都度作業する方針で関わっております。
- こまかいデータまわりの運用作業を行っていました。
- ハードウェアの設計変更周りを管理するシステムにおいて、Jira の API の一部が Deprecated で動かなくなったため、移行先のAPIを使うように実装変更してリリースしました。
- WMS システムが生成する CSV に不正なデータが混ざるようになって Airbyte の ELT フローがエラーで流れなくなったのを受けて、もろもろ調整して先方のシステムを修正してもらったり過去データをマイグレーションしたりしました。
- 部品番号のフォーマットを変更する話が持ち上がってきていました。各種ミーティングなどで議論して、一定の結論まで到達して一安心でした。
- 工場での製品の組立工程で使用する部品群のシリアルを保存するシステムがあり、そちらのデータ量が多くなってきていたことで一部のLambdaがエラーを吐くようになっていたため修正してリリースしました。
こうしてみると9月は結構作業していましたね。なんか忙しいなとは思っていましたが書き下してみると実際に忙しかったことがわかりました。
おわり