4月中旬ころよりフリーランスとして活動していくための準備を進めていました。 案件探しや単価ぎめ、リモートワーク前提での仕事環境構築などの準備をすすめたりなどなど。

早く仕事始めたいなという気持ちもあったためか比較的とんとん拍子で案件が決まっていく状況になっていました。 一方で、ありがたいことに、自分一人で処理できない量のお仕事のお話をいただいている状況になってしまっており、 案件のフィルタリングや単価の見直しが必要なんだろうなと考え始めていました。

当たり前ではありますが自分の売上や給与の情報をネットに公開する方はほとんど居ないこともあり どうやって単価を決めるといいのか正直わからないなーといろいろ調べていたところ、 こちらの記事 が大変参考になったので共有です。 特に「案件単価を委託主に伝えた結果」のくだりにある 「2/3の方々は予算が合わず、ごめんなさいとなる」 「値引きはしない が 担当領域を生産性高いところに絞ることで日数を減らし総額下げることを提案」 という部分と照らし合わせて、 ここまで提示した単価が100%通過してしまっている=安すぎると判断して単価の改定を行いました。

単価について、発注元が知人かそれ以外かで単価を変えるというのも今回は盛り込んでみました。 知人は勝手知ったる間柄で低リスクなので低単価、 それ以外の方は(互いにではありますが)どういう関係性を築けるか未知数なところを鑑みて高リスクと判断して高単価というまとめかたをしてみました。 ここは運用してみて様子みつつかなと考えています。

案件のフィルタリングについて、 基本的にプレイヤーとしてのエンジニアはやらない方が互いにメリットがあると判断して自身の単価表から削除しました。

これは、期待値がプレイヤーの場合、僕自身の主要ケーパビリティであるマネジメントスキルを活かすのが難しく、 同時に、プレイヤーとして個々の要素技術について僕よりハイスキルな方は市場にたくさんいるはずという点と合わせて、 その方たちを採用していただいたほうが会社として成長できるだろうな、という点を想定したことが一つ。 もう一つはプレイヤー契約の場合、たとえばチーム運営の抜本的な見直しや立て直し、 開発組織全体に対して提案するなどのお仕事が期待値以上の成果を出すことを意味してしまうので感情面でブレーキがかかってしまうこと、 ブレーキをかけなかった場合に単価交渉するのがめんどくさいこと、このあたりを鑑みて「であるならばやめよう」という結論にしました。

おわり