2021年3月ふりかえり
2021年3月のふりかえりです。 引き続きで B 社(週5日)にて Rails 製の EC サイトの開発業務と Engineering Manager / Scrum Master 業務に携わっています。
3 月はマネジメント3割、春の物日向け高速化対応7割といった割合で対応していました。
マネジメント系
- 採用
- エンジニア面接に出るようになっています。
- 未経験・スクール出のような方とお会いすることが多いですが、ベースが優秀な方と多くお会いすることができているので良いなと思っています。
- 四半期ふりかえり〜次四半期以降の計画づくり
- DX Criteria の実施
- 前回は僕一人でとりあえず現状把握のためにやってみた、といったところでしたが、今回はチームメンバー全員でやりました。
- 目線合わせだったり、議論の種づくりとして非常に価値があったなというところです。(別途記事がでる予定です)
- 開発組織 KPI 設計
- 組織規模拡大に向けた経営企画観点で、管理会計系の話や、IT 統制系の話をしはじめています。
- 組織図づくりや各部門に紐付ける数値目標についての議論が始まっています(社員ではないので全部には関われていません…)
- 今回は機能割りで組織を切っており開発部門がコスト部門という位置づけなため、事業 KPI が開発組織になじみにくいという特性があるため、状況をうまくドライブするための手立てとして、開発部門が追いかける KPI を別途明確化しにいっています。
- これをちゃんとクリアにしないと厳しくなりそうなので、ちょい立ち回り工夫しないとなぁという懸念を持ちつつ動いています。
- システムパフォーマンス指標、DevOps 系指標、各種プロセス系指標、コードベース品質指標の4系統でまとめています。
- なぜこの指標を立てるべきか?みたいなノウハウはこちらのブログでそのうち共有します。
- 今回は機能割りで組織を切っており開発部門がコスト部門という位置づけなため、事業 KPI が開発組織になじみにくいという特性があるため、状況をうまくドライブするための手立てとして、開発部門が追いかける KPI を別途明確化しにいっています。
- 中長期計画をつくりました。3回目なので資料自体はサクッとできるのですが、なぜそうするのか?は結構時間がかかりますね〜。
- DX Criteria の実施
- ぼくたちのチームは開発組織のPRとしてブログ記事を月イチ更新していまして今月は 去年と今年の差分を比較して組織の改善点を見ていく記事 がでています。
- フルリモートな開発チーム向けのノウハウが詰まっていると思うのでよかったらどうぞ〜。
プレイヤー系
- PV 計測系
- 先月から引き続きで改善版の PV 計測・集計の仕組みを実装しました。
- Crawler マネジメント
- こういう概念を今月知ったのですが、Google や Bing などのクローラーアクセスをいい感じにコントロールするというところをやっていました。
- 今回は Bing のクローラーがやんちゃだったのでマイルドな感じに諌めてみたり、sitemap 生成処理がクソ重だったのを修正したりしました。
- EC高速化とキャパプラ引き続き
- EC2 増量、AMI 作って横展開する準備して1台作ってみてなどです。
- 同時期に進行していた PDF 生成処理部分で問題が起きて、AMI に問題があるのか別の問題なのかみたいな切り分けが非常に面倒なかんじでした。
- Production でエラー発生するやつだったのでデータ修正にかなり時間取られてしまいました… 無念。
- RDS IOPS アップ、今回で目標値に到達したので予定していた作業は終了です。
- 引き続きキャッシュ強化による高速化対応を色々入れています。今日時点でアプリケーション部分の Latency が 50% 以上削減できている状況で、もう少し強化した状態で春の物日を迎えることになりそうです。
- 若干不安はありつつも、厳しい状況になったらサーバーを並べて札束で殴っていこうと思ってます。
- EC2 増量、AMI 作って横展開する準備して1台作ってみてなどです。
- delayed_job => sidekiq 移植
- こちらも先月から引き続きやっていて、delayed_jobs テーブルが刺さることがない状態まで移植し終わっています。
- 4月中にすべての delayed_job のジョブを削除して ActiveJob のデフォルトを Sidekiq にできそうです。
- バッチ監視
- 業務上の必須なデータフローの一部をバッチで処理していますが、これの監視をもっと強化したほうがいいよねという話があり、少し検討したりしていました。
- エラーの検出〜通知はもちろんですが、正しく動き続けていることを確認することが大事だなという観点ですね。
- メルカリさんの記事 が僕たちの関心事そのものの記事を書かれていてめちゃくちゃ参考になります。
おわり