2022年5月ふりかえり
2022年5月のふりかえりです。 引き続き B 社(週4〜5日)にて Rails 製の EC サイトの開発業務と Engineering Manager / Scrum Master 業務に携わっています。
5 月はマネジメント 7 割、プレイヤー 3 割といった割合で対応していました。
マネジメント系
- エンジニア育成
- 引き続き Code Complete を読み進めていく育成カリキュラムをチームメンバー全員でやっています。
- ソフトウェア検証の外部委託関連
- 二ヶ月経過して、プロセスの構築が進んできました。
- SCRUM の流れに乗りながらリリース前の QA を実施するプロセスが徐々に板についてきました。
- リリース前にバグ検出もちょこちょこできており、しっかり成果が出てきています。
- 中長期計画の策定をおこないました。
- 今回はレガシーからモダンへの移行について、従来よりもより具体性のあるストーリーを提示しつつ、ビッグバンですすめるのではなく徐々に進化できることを示していく形にしています。
- Team Topologies でいうところのプラットフォームチームの Issue をほぼすべてのチームメンバーが体験した 1 ヶ月だったこともあり、自身の作業と紐づく形で未来が予想できる内容になっていたので、解像度高めで理解してもらえたように思います。
- TechLead 業務
- 各エンジニアの成果物のレビューや、設計方針の相談・レビューなど、かなりの時間を各エンジニアとのやりとりに割いた一ヶ月になりました。
- Team Topologies でいうところのストリームアラインドチームの Issue リストがはけてしまったので、プラットフォームチームの Issue をアサインしていった結果、僕の相談・レビュー対応時間が増え続けて自作業の時間がなくなりました。
プレイヤー系
- 検索関連
- 検索フロントエンドの実装中です。
- UI の部品に相当するコンポーネントはすべて実装完了しており、組み合わせて画面として表示、検索設定値の保持・各画面での取り回しあたりの一部を実装終えています。
- Storybook + Chromatic 上で UI テストは行っていますが、ロジックのテストについては、コンポーネントのロジック実装と合わせて徐々に入れていっています。
- 要素技術の検証が進んできたので、軸足を変えて、API 側の設計・実装に着手しはじめています。
- API は AWS API Gateway および Lambda 統合(各種 REST Endpoint)と HTTP 統合(検索エンジン側)になる予定です。
- Open API の yaml をせっせと書いています。REST API Response のデータ構造はダミーデータ JSON として React 側の設計・実装と合わせて構造をほぼ決定していたので、その内容に沿って yaml へ落とし込んでいる最中です。
- 検索フロントエンドの実装中です。
- 広告系対応
- Ad Automation 系のツールに全データを同期しきれていない問題がここ数ヶ月発生していました(商品数の増加による)。
- この問題への対策を実施しました。商品数が増加しており、合わせてクエリ最適化やクエリでやらずにアプリケーション側で手ジョインしたほうが高速になる処理を見繕って高速化を入れるなどしました。
- Developer Productivity Engineering 関連
- モノ日向け対応
- モノ日が終わり、インフラを先月以前の状態に戻す系の作業をおこないました。
- CI について、ほとんどのジョブは Github Actions に移行し終えていましたが、rspec の実行のみ Circle CI に残ってたのを Github Actions へ移植し終えたため、ついに撤去完了となりました!
- 課金タイミング的に、6 月以降のタイミングで Circle CI アカウントの撤去まで完了できる見込みです。
- Audit Trail 系の基盤を構築中です(他エンジニアが対応中)
- 設計方針について議論したり、既存の Audit Trail (paper trail による)からの移行プランの決定を行うなどしました。
- 既存レガシー React 環境に手を入れることが増えているため、Prettier を実行できる環境を整えつつ、既存コードに一括で Prettier 実行結果を適用しつつ徐々に Production へ反映しました。
- モノ日向け対応
おわり