2024年3月ふりかえり
2024年3月のふりかえりです。 引き続き B 社(週0.5〜1日)、G 社(週4〜4.5日)に関わらせていただいております。 先月よりも G 社の稼働割合が少し上昇しています。
B 社
3 月はマネジメント 1 割、プレイヤー 9 割といった割合で対応していました。 Rails 製の EC サイトの開発業務と Engineering Manager / Scrum Master 業務を行っております。
- TechLead 業務
- ひきつづき各エンジニアの成果物のレビューや、設計方針の相談・レビューなどに時間を使っています。
- Aurora MySQL2 => 3 EOL にあわせた移行対応
- ひきつづきすこし検討をすすめました。
- 採用も開始しはじめています。
- storybook の 7 から 8 への移行
- バージョンアップはいつもどおり migration コマンドを実行しつつ、細かいマイグレーション内容はマイグレーションドキュメントを読みつつ一つづつ解決していきました。
- 合わせてこのタイミングで webpack から vite への移行をしきろうと思っていたので、対応を進めています。ほぼ完了していますが、Jest周りの対応が残っている状態です。
- vite への移行が完了したあとに TypeScript 4 を 5 にバージョンアップするのも実施予定です。
- Developer Productivity Engineering 関連
- datadog agent の GPG 鍵更新のお知らせが来ていたので対応していました。
- GCPサービスアカウントキーの漏洩レスポンスの対応が必要というメールが来ていたのでその対応をおこなっていました。
G 社
3 月は以下のような活動を行っていました。 PM 業務は 7 割くらい、Software Engineer 業務は 3 割くらいという割合で対応しています。
- 業務関連
- 受注生産系のプロジェクトがいくつか走っており、もろもろの調整や PM 業を行っていました。
- システム関連
- 変更管理面の既存業務とツール・データを洗い出して概念モデルに落とし込むところまでやりました。
- すぐにシステム化するわけではないですが、今後の業務変更やシステム化に向けての下準備としてはある程度進捗を出しておきたく、あらかじめ準備しておいたというところです。
- PLM システム
- Production 環境をローンチして全体に広報しました。
- このシステムは AWS にて実装していますが、生成したデータはBQに同期するような設計にしています。
- 同期まわりのGCP側のインフラ実装は初期はコンソールとCLIで作っていましたが、Production 環境リリースに合わせて Pulumi で実装し直したりしていました。(まだ一部だけ)
- ここまでは AWS API Gateway を Edge Optimized で実装していましたが、ユースケース的に Regional にしたほうが取り回しやすいので CDK まわりを実装し直しました。
- 社内のシステム間の API 連携で AWS Cognito の Client Credentials Grant フローを使う方向で検討・実装しました。
- 実験実装まで動くようにしつつ、ドキュメントを整備するなど完了しております。
- API Gateway + Lambda 経由でサーブする api server 実装について、API数が増えていきそうな気配が出てきているため、aws-lambda-go-api-proxy + fiber で実装するようにし始めました。
- 仮実装段階では悪くない感触です。
- 上記のように内製しているシステムや導入した SaaS をみんなに使ってもらうためのもう一押しが必要という話
- 使う側としてはステップバイステップの手順書がほしいような話を受けているのですが、システムはどんどん変化していくタイミングにいるため、提供側が疲弊することは目に見えているので作りたくないなーと考えていました。
- いい方法がないかなと考えて、過去経験的に動画でざくっと手順書相当を提供すると提供側・受け手側両方が満足度高まるかなというところで社内向け動画配信サービスを探し始めています。
- こういった領域をデジタルアダプションということを今回始めて知りました。
- 実際に導入に至るかどうかは4月以降に結論を出すことになりそうです。
- 変更管理面の既存業務とツール・データを洗い出して概念モデルに落とし込むところまでやりました。
おわり